不動産売却のトラブル防止と差別化~中古住宅・売主編~

これから不動産を売ろうと考えると「果たして売れるのか」「いくらで売れるのか」という不安が浮かびます。そして無事買い手が見つかりお引渡し後に不具合が見つかったとしても修繕・補修のトラブルに発展することもあります。そうなる前の住宅診断(ホームインスペクション)は買主側だけでなく売主側にもメリットがあります

2016年1月から不動産ネットワークレインズが住宅性能・品質等に関する情報項目を追加

国内の売却不動産情報を一括管理しているネットワーク「レインズ」では、いよいよ2016年1月(1月4日運用開始予定)に住宅性能・品質等に関する情報項目の追加をします。その中の一つに建築士等の建物検査報告書があります。目的は「中古住宅市場の活性化に向けて、消費者に対する情報提供の充実を図るとともに、性能や維持管理状態の良い中古住宅の差別化を図るために、住宅の性能・品質に関する情報の登録」とあります。売るための差別化です。
「少しでも質の良い中古住宅を」と考えている買主に「現状有姿」で引き渡す「よくある不動産売買」は、いつまで通用するでしょうか。よほど物件の状態が良い以外は他の物件との差別化がしにくくなるのではないのでしょうか。

今回新たに追加された項目を見る限り差別化しやすいのは、やはり「建築士等の建物検査等の報告書」=「住宅診断」です。他の追加項目は「新築時の公的認定住宅」や「リフォーム修繕記録」「耐震診断」など現在流通している住宅でチェックできる物件は少ないのではないのでしょうか。

不動産売却のトラブル防止のコツとポイント

これまでの「不具合チェック」と言えば売買契約書に物件の現況報告や設備に関する情報を添付してきました。記入する売主側が目で見てわかる範囲で構造や設備の機能・故障の有無を記入してきました。

ただし売主は住宅診断のプロではないので不具合に気づかず、売却後トラブルになり修繕・補修費用の負担トラブルに発展することも見られます。

住宅診断(ホームインスペクション)は専門知識をもった検査員が基礎や構造、防水、給排水など多岐にわたるチェック項目を検査・確認していきます。
修理の必要性や修繕・補修費用の目安などにもなるため売主が補修するか現状のままかを選ぶことが出来ます。

もちろん修繕・補修すれば売却に有利に働く可能性もあり、しない場合でも専門家の診断結果を引き継げるのですから買主側に安心感を与えます。

自宅又は持ち家を売却する際の差別化として住宅診断を利用しレインズに診断報告書済物件として登録されることが他の物件との差別化となり買主の安心につながると考えます。

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